カテゴリー : 小説・文学

ワイルド・ソウル/垣根 涼介

まさに魂の叫び。無策ともいえる移民政策を信じたばかりに、楽園だと思ってたどり着いた新天地は地獄だった・・・。地獄を生き抜き這い上がったものたちの業とも呼べる復讐劇を、余すところ無く描き切っているところが素晴らしいです。

電車通勤の合間にと思ってましたが・・・自宅に帰っても読み続けてしまうほど。

なにげに死人が少ないのも好きなポイント。重いテーマの割に軽快なタッチで描ききれるのは垣根 涼介さんの作風なのかな?同じく垣根 涼介さんの「君たちに明日はない」の雰囲気にも通じるところがありますね。

ワイルド・ソウル〈上〉 (新潮文庫)

ワイルド・ソウル〈下〉 (新潮文庫)